国語を究めてみませんか②

2024年5月16日

こんにちは、Zukkiです。

前回は「国語は試験の成績を上げることを目的にしない方が良い科目だ」ということをお話ししました。

「塾講師のくせに責任逃れをするな!塾は何のためにある!!」

と、いきなり「炎上」しそうですが、まあ落ち着いてください。国語の試験を受けていてこんなことはありませんでしたか。

 物語文の主人公が異性であるために、その気持ちだけでなく、置かれている人間関係や状況が理解できなかった。

 戦前や江戸時代が舞台になる物語文で、当時の人々が当たり前のこととして考えたり受け入れたりしているものがわかっていなかった。

 大嫌いな昆虫の生態に関する説明文が出たので、もう読む気がしなかった。

などなど、国語の試験において読解分野の出題で「授業で読んだことがあるもの」ではなく、 「生徒たちが恐らく一度も読んだことがないもの」が、生徒の目線に立てば「自分の得意不得意や好き嫌いとは無関係に」出題されるのが中学受験やそれに向けた模試だといえるでしょう。ですから、「今度の試験にはこういうものが出るはずだ」という対策自体が無効であることが分かると思います。つまり、中学高校の一般的な定期試験のように「常日頃ちゃんと授業を聴いてその内容を覚えているのか」ではなく、「いきなり未知の話題を振られても、どうにかそれについていこうとすることができるのか」を見る、言うなれば 「いい意味のその場しのぎができるのかどうか」を見たいというのが、受験における国語という教科だと考えていいでしょう。